意識の中の三分の一ほど眠りながらなんとか苗名滝の下流側にある大きな駐車場に到着。
入り口にある食事処では流し素麺が見どころで、平日にも関わらず、夏休みだかして子供連れの家族で賑わいをみせていた。
冷んやりと涼しげな溜池には、溢れそうなくらいの数のニジマスが泳いでいる。
そこを横目に進むと傍には関川が流れていて、おそらく前日の雨?の影響か、少し濁りが入り水量も多くゴウゴウと音を立てて流れていた。
川には吊り橋が渡してあり、そこから滝があるであろう上流を眺めてみるが、その橋からは見える気配がない。
結構歩くっぽいね。
それを裏付けるかのように、滝見から帰ってくる人達の誰もかれもが汗だく。
奥さんはいつものごとく、汗の試しがきオッケーのようですでに汗ダクだ。
吊り橋を渡り、木でこしらえた階段を登り山道へ。
これがまあまあの距離がある。
最後の吊り橋を渡り切るとようやく滝に到着。
さすが、滝100選に選ばれるだけあってその迫力がある存在感にはかなり圧倒された。
この滝の上はどんな風景なんだろう。
ちょうどこの滝の側の山道は「あまとみトレイル」になっていて、もしかしたらこのトレイル上から、その未知の風景が望めたりするのだろうか?
そんな事を想像しながら、滝を後にした。
駐車場に戻ってきた頃にはもう2時近くになっており、思い出したようにお腹がすいてきたので、今回のイベントのひとつに予定していた、「食堂ミサ」へ。
苗名滝からはそんなに離れておらず、また国道18号線のすぐ傍にあり、ここへは難なく到着。
が、この時間にして若干待ちのお客さんが。
お店自体かなり広いホールで、この店ができる前は道の駅でもあったかのような作り。
ほどなくして順番が回ってきていよいよ楽しみにしていた妙高白味噌ラー麺が食べれる。
忙しいだかして結構待たされたが、味噌ラーメン定食到着。
奥さんは味噌ラーメン単品で。
見た目は超シンプルだけど、白味噌と玉ねぎの両方の甘味が神バランスで絶妙に深いコクを作っていた。
定食のラーメンは小サイズだけど、奥さんの並単品のサイズとほとんど一緒で、大盛りともなるととんでもない大きさのどんぶりで運ばれていた。
チャーシュウが売り切れだったのが残念だったけど、ここへはまた再び訪れたいよね。
その時はまた同じメニューをリピートして「これだよこれ…」と言ってまたあの深い甘みのあるスープを味わいたい。
さて、今回の旅も最終目的地の「上越ウェスト」へ。
僕的には特に欲しいものも無かったのだけど、ここで奥さんの買い物欲が爆発する笑。
最初は、部屋に敷くペンドルトンのラグを探していたようだが、微妙に色が気に入らなかったらしくラグはあきらめたようだった。
店内にあるアウトドア用品がとにかく豊富で、見てるだけでも楽しい。
が、グルグルとまわっているうちに、セールで出ていたウッドのドリッパースタンドに一目惚れしたようで、少し悩んだ末に購入。
朝これでコーヒー淹れたらその日1日やる気に満たされるとおっしゃって言たが、どうなることやら。あまりの健気さに、思わずそれに似合うマグカップをプレゼントした。
暑さと、何気に色々周ったのとで、帰りの運転はヨレヨレになりながらの帰路だったけど、今回も奥さんが大満足だったようで、それが何よりの旅。
次はシンプルに近場の涼しい所でまったりしたいね。