8\17日。 お盆の繁盛期もひと段落して、やっと待ちに待った休日。
前々から予定した妙高日帰りトリップはギリギリまで台風に危ぶまれたけれども、さすが晴れwoman&guyのふたりだけあって当日は灼熱ドピーカンの絵に描いたような夏日。
あらいの道の駅で車中泊して、早めの起床。
ヤバいくらい陽の光が眩しい。
当日の各アクティビティへのアクセスは、有り難い事にめちゃくちゃコンパクトで、それぞれ30分圏内で行ける。
スタートアクティビティは「妙高スカイケーブル」の空中散歩を経て「妙高スカイテラス」へ。
スカイケーブルの駅へは早く着きすぎて時間まで周辺を散歩。
山から吹き下ろしてくる風が気持ちいい。
そうこうしているうちに、スカイケーブルの発車時間になり駅に向かうが、搭乗者は僕らと、ソロ登山の方、それと年配のカップル登山者のみ。
お盆明けの平日となればそんなもんか。
場所が場所だけに静かな方が良いし。
さていよいよ発車。
想像してたほどの空中散歩感はなかったけど、何十年ぶりのゴンドラは楽しめたかな??
それよりも終着駅周辺の景観が最高過ぎ。
ちょうど木陰にベンチがあり、そこからは赤倉の町と遠くに野尻湖が一望できる。
そしてその場所に送り込まれてくる風が優しくて、もう今日の残りの時間はずっとここでいいんじゃないか?…ぐらいの癒し空間。
久しぶりにゆっくりと時間が流れる。
2人ともお盆の慌ただしさにやられ通しだったので、この場所には否応なしに溶かされた。
そんなスペシャルでスピリチュアルな時間と場所で、何故かナウマンゾウ談議に花を咲かせてしまい、いつのまにかスカイテラスのOPEN時間。
それに合わせてザワザワと人も増えてきた。
僕的には恐ろしくお腹が空いていたのだが、生憎カフェのメニューはドリンクのみ。
なので、僕はドリンクバーのアイスコーヒー、奥さんは天空パフェ? 雲海パフェ?だかをオーダー。
僕らだけの癒し空間に持ち込み、贅沢な時間と場所を満喫。
ゆっくり…って言う言葉に、もう一つ意味だったり本質があるならば、それは間違いなくポジティブなもの。
遅い…という類義語もあるけれど、これからはそれを全ての場面で「ゆっくり」に置き換えよう。
ずっとこの場所に居たかったけど(こういう場所をもっとたくさん探そうかな。)次の目的に向けてゴンドラで下界に。
あまりの空腹に麓にあるべーカリーで小腹を満たす事にしたが、もう1時間待てばカフェがOPENするので、絶対にうまい!であろうピザが食べれる…
どうしよう。
迷いに迷ったが結局パンを3つほど買って、さしあたり空腹から逃れる事にした。
さて…次の目的地は妙高ビジターセンター&いもり池。
「THE NORTH FACE MYOKO」が気になっていたので、僕的には結構核心部なポイント。
建物いっぱいのサイズのガラス窓が、正面の妙高山といもり池を余す事なく映し出す。
その横には妙高の生態系博物館が隣接しており、これがまた楽しい。
動植物を傍観者として距離を置く…と言うよりもここの人達はこれらの生き物達を同じ村民としてるスタンスに好感と尊敬を抱いた。
お目当てのNORTH FACEでは、妙高店限定のTシャツを購入。
個人的には、あんまりごちゃごちゃしたデザインの洋服は選ばないけれど、こういったレタリングデザインが大胆に打ち出されたものは結構好きかも。
うん。満足です。
ゆっくりといもり池の周りを散策してから、ビジターセンターに戻り、最高なロケーションを目前にして、リクライニングチェアにてしばし(10分ほど?)お昼寝。
スカイテラスにせよ、このビジターセンターにせよ癒し空間過ぎてヤバいよね。
贅沢言わせてもらうなら、この館内で食事が出来たら…と思うんだけど。 ま、それはそれで生ゴミやらなんやらで色々生態系に支障あるんかな?
あ、そういえばいもり池にブラックバスがおったぞ。 悲しいやろ。
博物館をもう一度おかわりして、名残惜しさに踏ん切りをつけ、次なる目的地は苗名滝。
ちょっと眠過ぎ問題も発生したけど、頑張って行ってみましょ。
…続く。