幸せな一夜を過ごし、朝風呂の為に早めに起床。
(とはいうものの2人でギリギリまでゴロゴロ)
なんと窓の外はうっすらと飾り雪が。
雪質と渇いた太平洋側の空気との塩梅で、なんとも言えないくらい繊細な景色。
ずっと見ていたいと思うのだが8:00の朝食の時間もあるので、まずは昨夜から楽しみにしていた朝イチの露天風呂へ。
昨夜も露天風呂をいただいたのだが、真っ暗でイマイチ露天風呂感も薄く、朝イチの山肌に包まれてる感全開の露天風呂はマジで楽しみにしていた。
昨日奥さんと話ししていて、露天風呂の感じは男子風呂と女子風呂では少し違うらしい。
(写真はございません)
欲を言えば露天風呂の湯の温度がちょっと低いかな?とは思ったがヤバいくらいのロケーションの中にあるという事だけで全て満点。
内風呂はいい感じのお湯の熱さがあってとにかく超温泉感がたまらん。ほんと最高。
そして昨夜のディナーのクオリティに、期待大にしていた待ちに待った朝食。
大体こういうのは、簡単な朝食で、トースト+信州的なジャム&バターorチーズ+信州的なハム+スープからのコーヒー…という感じかな?と想像していたのだが、なんと朝食もシャレたイタリアンセット。
もう見た目もパーフェクトで、余す事なく全部美味しい。
特に奥さんもエッグベネディクトはストライクだったらしく帰ったら作ってくれるらしい。
旅の思い出回想料理シリーズ。
楽しみ過ぎるやろ。
全てが素晴らし過ぎた「RED WOOD IN」。
ありがとうございました。なんとも名残惜しい。
またいつか来ます。
…♪
さてさて2日目のスケジュールは時間の許す限り松本を堪能する予定。
宿から松本まで結構離れていて、約2時間。
ゆっくり行きましょう。車内も楽しい。もちろんそれもひとつのイベント。
まずはやはり松本市美術館。
「草間彌生」を見ずして松本は語れない。
草間彌生のルーツが表になって壁に貼ってあって、いわゆるあの作風になった経緯や生い立ち、さらにその時々のエッセイというか心情が壁に大きく記されていた。
それはどことなくネガティヴで憂いがあり、彼女の作品は彼女の色彩のセンスという簡単な括りでは無く、もっと深い心の彷徨いを表してるんだろうなと思った。
明るい色使いが対象的で、逆にその孤独感がより強く感じたんだよね。
だからこそ人を惹きつけるパワーがあるんだろう。
陽より陰の方が圧倒的に芸術性がある。と俺は思う。
さてと、ランチも館内で済ませ、松本市美術館を後にしていよいよ旅の後半戦。
天気も予報とは裏腹に、さすが良い天気になって、つくづく俺と幸美は天気ツイてるなぁって思う。ヤバいよね。
次は松本の街へ分け入り、信毎メディアガーデンへ。
ここでは長野の色々が置いてある。
というが、思ったほど…だった笑。
何気に時間も時間となり最後は次の長野旅行に繋げたい松本十帖関連のお店である「おやきとコーヒー」へ。
おやきは大好物で、特に漬け物が入ったものがマジで好き。
今回は本日のおやき、餡、野沢菜を購入。
車に戻り早速ガブリ。
野沢菜は安定のうまさだった。間違いないよね。
で、気になって仕方がなかった本日のおやき…は勢いよくかぶりついたはいいが、なんと俺のこの世の最大の敵、餡子!!
最悪。
残りの野沢菜以外のおやきは食べれないので全部奥さんに任せる。こどもかっ。
でも、松本十帖はお洒落でとんでもなく素敵な宿。
次は絶対に奥さんと来よう。
て、わけで長くて短い、短くて長い素敵な戸隠トリップはゆっくりと帰路に入りゆっくりと終わりを告げていく…。
このロングドライブももちろんこの旅のイベントで奥さんとのふたりきりの会話も…というか俺的にはこれが1番メインな旅のイベントかな?
まあ〜とにかく長野は懐が深い。
広いから…じゃなくてね。
色々その土地土地でさまざまな顔を見せてもやっぱり信州という統一感があって良い。
また一段と長野が好きになった。
お疲れ様でした。よい旅と時間をほんとうにありがとう…だな。